svnadmin

svnadmin は Subversion リポジトリを監視したり修復したりするための管理ツールです。 詳細は svnadmin項 をご覧ください。

svnadmin は、直接リポジトリにアクセス (し、ポジトリが存在するマシン上でのみ利用) して動作するため、URL ではなく、パスによってリポジトリを参照します。

svnadmin のオプション

--bdb-log-keep

(Berkeley DB 固有) データベースログファイルの、自動ログ削除機能を無効にします。このログを保持しておくと、壊滅的なリポジトリエラーから回復する必要があるときに役に立ちます。

--bdb-txn-nosync

(Berkeley DB 固有) データベーストランザクションをコミットする際の fsync を無効にします。Berkeley DB バックエンドリポジトリを DB_TXN_NOSYNC を有効 (リスクと引き替えに速度を改善) にして作成するのに、svnadmin create コマンドと一緒に使用してください。

--bypass-hooks

リポジトリフックシステムを迂回します。

--clean-logs

利用していない Berkeley DB ログを削除します。

--force-uuid

デフォルトでは、リポジトリに対して既に存在しているリビジョンをロードする場合、svnadmin はダンプストリームにある UUID を無視します。このオプションはリポジトリの UUID をストリームからの UUID に設定します。

--ignore-uuid

デフォルトでは、空のリポジトリをロードする場合 svnadmin はダンプストリームからの UUID を無視します。このオプションは、UUID を無視するよう強制します (設定ファイルに --force-uuid が設定されている場合、上書きするのに便利です)。

--incremental

リビジョンの全体をダンプするのではなく、以前のリビジョンに対する差分として ダンプします。

--parent-dir DIR

ダンプファイルをロードするとき、ルートパスとして / のかわりに DIR を使います。

--revision (-r) ARG

操作対象となる特定のリビジョンを指定します。

--quiet

通常の進行状況を表示しません — エラーのみ表示します。

--use-post-commit-hook

ダンプファイルをロードする際、新規にロードされたそれぞれのリビジョンの完了 処理の後で、リポジトリの post-commit フックを実行します。

--use-pre-commit-hook

ダンプファイルをロードする際、新規にロードされたそれぞれのリビジョンの完了 処理の前に、リポジトリの pre-commit フックを実行します。フック処理に失敗した場合、コミットは中断されてロード処理は終了します。

svnadmin のサブコマンド