{include}

{include} タグを使用して、 現在のテンプレートに他のテンプレートをインクルードします。 現在のテンプレートにて利用可能なあらゆる変数は、 インクルードされたテンプレートでも同じく利用可能です。

属性名 必須 デフォルト 概要
file string Yes n/a インクルードするテンプレートファイル名
assign string No n/a インクルードしたコンテンツの出力を格納する変数名
[var ...] [var type] No n/a ローカルからテンプレートに渡す変数

Example 7.17. シンプルな {include} の例


<html>
<head>
  <title>{$title}</title>
</head>
<body>
{include file='page_header.tpl'}

{* ここにテンプレートの本体を記述します。変数 $tpl_name
   はたとえば 'contact.tpl' などに置き換えられます。
*}
{include file="$tpl_name.tpl"}

{include file='page_footer.tpl'}
</body>
</html>

  

Example 7.18. {include} に変数を渡す


{include file='links.tpl' title='Newest links' links=$link_array}
{* ここにテンプレートの本体を記述します *}
{include file='footer.tpl' foo='bar'}

  

このテンプレートは、以下のような links.tpl をインクルードします。


<div id="box">
<h3>{$title}{/h3>
<ul>
{foreach from=$links item=l}
.. 何かを行います  ...
</foreach}
</ul>
</div>


Example 7.19. {include} と変数への割り当て

この例は、nav.tpl の内容を変数 $navbar に割り当て、 ページの最初と最後に出力させるものです。

 
<body>
  {include file='nav.tpl' assign=navbar}
  {include file='header.tpl' title='Smarty is cool'}
    {$navbar}
    {* テンプレートの本体をここへ記述します *}
    {$navbar}
  {include file='footer.tpl'}
</body>

   

Example 7.20. さまざまな {include} リソースの例


{* ファイルの絶対パス *}
{include file='/usr/local/include/templates/header.tpl'}

{* ファイルの絶対パス(結果は上と同じ) *}
{include file='file:/usr/local/include/templates/header.tpl'}

{* Windows環境のファイルの絶対パス(接頭辞の"file:"は必須) *}
{include file='file:C:/www/pub/templates/header.tpl'}

{* "db"と名付けられたテンプレートリソースからインクルード *}
{include file='db:header.tpl'}

{* 変数名に格納された名前のテンプレートをインクルード - 例 $module = 'contacts' *}
{include file="$module.tpl"}

{* この例は、シングルクォートでは変数が展開されないため、動作しません *}
{include file='$module.tpl'}

{* 複数の可変テンプレートをインクルード - 例 amber/links.view.tpl *}
{include file="$style_dir/$module.$view.tpl"}

  

{include_php}{insert}{php}テンプレートリソース および コンポーネント化したテンプレート も参照してください。