Chapter 8. カスタム関数

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{assign}
{counter}
{cycle}
{debug}
{eval}
{fetch}
{html_checkboxes}
{html_image}
{html_options}
{html_radios}
{html_select_date}
{html_select_time}
{html_table}
{mailto}
{math}
{popup}
{popup_init}
{textformat}

Smarty は、テンプレートで使用可能なカスタム関数をいくつか実装しています。

{assign}

{assign} は、テンプレート変数を テンプレートの実行時に 割り当てます。

属性名 必須 デフォルト 概要
var string Yes n/a 割り当てられるテンプレート変数の名前
value string Yes n/a テンプレート変数に割り当てる値

Example 8.1. {assign}


{assign var='name' value='Bob'}

The value of $name is {$name}.

  

上の例の出力


The value of $name is Bob.

  

Example 8.2. {assign} での演算子の使用

この複雑な例では、変数を `バッククォート` で囲む必要があります。


{assign var=running_total value=`$running_total+$some_array[row].some_value`}

  

Example 8.3. PHP スクリプトからの {assign} 変数へのアクセス

PHP スクリプトから {assign} 変数にアクセスするには get_template_vars() を使用します。これは、変数 $foo を作成するテンプレートです。


{assign var='foo' value='Smarty'}

テンプレート変数は、以下のスクリプトのように テンプレートの実行後か実行中にしか利用できません。


<?php

// これは何も出力しません。テンプレートがまだ実行されていないからです。
echo $smarty->get_template_vars('foo');

// テンプレートを変数に格納します。
$whole_page = $smarty->fetch('index.tpl');

// これは 'smarty' と出力します。テンプレートが実行されたからです。
echo $smarty->get_template_vars('foo');

$smarty->assign('foo','Even smarter');

// これは 'Even smarter' を出力します。
echo $smarty->get_template_vars('foo');

?>


次の関数も、オプションで テンプレート変数へ割り当てることができます。

{capture}{include}{include_php}{insert}{counter}{cycle}{eval}{fetch}{math}{textformat}

assign() および get_template_vars() も参照してください。